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BG

… 背景画像(BG)の表示

書  式

BG 配列名, X,Y, V,W, SX,SY, PV,PW, TX,TY, TV,TW
 配列名:
  X: 左上のX座標
  Y: 左上のY座標
  V: 表示する範囲の横幅
  W: 表示する範囲の縦幅
 SX: スクロールX座標
 SY: スクロールY座標

 (PV以降は省略可)
 PV: BGのパターン1つの横幅
     (省略時は16)
 PW: BGのパターン1つの縦幅
     (省略時は16)
 TX: テクスチャ画面の左上X座標
     (省略時は0)
 TY: テクスチャ画面の左上Y座標
     (省略時は0)
 TV: テクスチャ画面上のパターン格納全体横幅
     (省略時は240)
 TW: テクスチャ画面上のパターン格納全体縦幅
     (省略時は320)

説  明

テクスチャ画面から背景パターンの構成要素を切り出し、配列に指定されたパターンに従って表示します。
配列に指定したパターンは、パターンがループする形で繰り返されます。また、スクロールにも対応しています。

BGを実行しただけでは画面に表示されません。BG実行後、REFRESHを実行する必要があります。

(テクスチャ)
△◇■○

(配列)
0,0,1
0,2,3
1,0,0

(BG)
△△◇△△◇…
△■○△■○…
◇△△◇△△…
△△◇△△◇…
△■○△■○…
◇△△◇△△…
:


注意事項

このコマンドだけでは、BGは表示されません。REFRESHの実行後、実際に表示されます。

スプライトを使用するよりも、表示が高速になります。

パターンの構成要素は、テクスチャ画面に読み込んだ画像のTX,TY位置(省略時は左上角)から切り出します。切り出しは、PV,PW に指定した縦横幅で行われます。構成要素には、左上角を0として、順番に番号がふられ、画像の右端まで到達したら1段下に下がって切り出しを続行します。

PV以降のパラメータを省略するか、0を指定すると、デフォルト値が設定されます。

スクロールする必要がない場合や、部分的に画像を書き換える場合は、PATTERNを使用することもできます。


関連項目

SETPAGESPRITEPATTERNBITMAPJPEG


サンプル

REM 944BASIC 'BG サンプル'
SETDIRECTORY 'F1:\944BASIC\'
SETPAGE 2: BITMAP "9B_REF.BMP",0,0
COLORBG 0,0,0: CLS
REM パターンの配列
DIM B(3,3)
B(0,0)=0,0,0,0
B(0,1)=0,1,0,1
B(0,2)=0,0,1,0
B(0,3)=0,2,0,0
REM スクロール用変数
M=16:MX=0:MY=0
*LOOP SYNC
 MX=MX+M*PADX:MY=MY+M*PADY
 BG B, 40,80, 160,160, MX,MY, 48,48, 0,16, 144,48
 REFRESH 40,80, 40,80, 160,160
 WAIT 1
GOTO *LOOP


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