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変数(説明)

… 式の値や数値、文字列を格納するところ

書  式

変数=式

説  明

変数は、式の値や数値、文字列を格納するところです。
変数=式(または、LET 変数=式)と記述することで、変数に文字列や数値、式の値が代入されます。

数値を格納する変数と文字列を格納する変数に表記上の区別はありません(ほかのBASIC言語のように、文字列変数に$を付ける必要はありません)。どちらも半角の英数字による変数名を使用します。

ただし、プログラムでの処理上、文字列と数値の区別は重要です。文字列の変数と数値変数は表記からは区別できないため、注意してください。

特に指定がなければ、変数は数値が格納されているものとして扱われます。
たとえば、変数Aに文字列変数Bの値を代入する場合は、変数Bが文字列であることを明示するために、A=STR(B)とします。A=Bとすると、Aには0が代入されます。

変数内での数値の精度は倍精度です。


注意事項

変数名には、半角31文字までの英数字を使用してください。ただし、先頭の文字はアルファベットで始める必要があります。また、944BASICのコマンドと同じ名前の変数は使用できません。

文字列を代入するには、その文字列を ' ' または " " で囲んで記述します。変数に格納できる最大文字数は255文字(半角)です。


関連項目

=LET、文字列、数値


サンプル

REM 944BASIC '変数'
REM 変数の使用例
A=900
B=44
A=A+B
PRINT A
REM 文字列を変数に代入
B='BASIC'
A=STR(A)
REM 文字列を結合
A=STRCAT(A,B)
PRINT A
KEYWAIT


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