- 作品づくり (見せ方 (1) - 作品を考える、舞台での動き)・・・ご参考までに | back |
凝ったストーリーの例として、こんなところに書いてしまうのは恥ずかしいんですが、マイムの作品にしようかとメモしておいたネタを参考までに記しておきましょう。こういうストーリーもマイムで表現しうるという例ぐらいに思っていただければ幸いです。
「徹夜明け。どうにか仕事の書類づくりも終わって、のびをしながら夜が明けて間もない窓の外を見る。ふと向かいのビルに目をやると思わぬ光景が。男が2人、乱闘をしている。その末、片方が一方の首を絞め、殺してしまう。 ・・・やれやれ。夢落ちばっかりだな。サスペンス系の話ができないかとひり出した話ですが、ストーリーとしては凡庸の域を出ないですね (かと言って、マイムでこれ以上凝った内容を出すとなると、それも難しい)。いやはや、お恥ずかしい。 それはともかく、肝心な点は、このようなストーリーをひねり出すときに、マイムではどのような見せ方にすればいいか、どのような舞台の使い方をすればいいかというのを、常に考えながら書いているという点です。 たとえば、大きく言って2人の男が登場しますが、その2人の立ち位置をどうとろうか、あるいはこの2人をどういった順序で切り替えて見せていこうか、演出効果を使うとすればどういう手があるだろうか、などなど考えながらストーリーをまとめています。 (※ ところで、この作品は実際に舞台にのせたことはありません。もう2年以上前に書いたものなのですが・・・サイコ・サスペンスがまあまあ流行ってた頃ですね。わざわざ板の上にのせるほどでもないと言えば、まぁそうなんだけど。この手の習作レベルのストーリーはなんだか使われないままたまっていきます) |
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