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… 文字データ
A='文字列'
B=STR(A)
944BASICでは、変数で文字列と数値を扱う際に、従来のBASICとは異なる配慮が必要です。
第一に、変数の見た目上、文字列変数と数値変数の区別がありません。
第二に、変数の操作では、文字列の入っている変数でも、一部の処理を除いて数値として扱われます(数字以外の文字列の入った変数は0になります)。
第三に、文字列が数字(半角)の場合、型変換を行わなくても、数値として扱われます。
文字列を代入するには、その文字列を ' ' または " " で囲んで記述します。変数に格納できる最大文字数は255文字(半角)です。
変数に文字列変数を代入するにはSTRを使用すること、文字列の結合にはSTRCATを使用することに注意してください。また、文字列の比較には、STRCMPを使用します。
' を文字列として、変数に代入するには、A="'" のように、" "で囲んで代入します。
" の場合は、A='"' のように、' 'で囲んで代入します。
256文字以上の文字列を変数に代入すると、256文字以降の文字が正しく代入されなかったり、不具合が発生する可能性があります。
REM 944BASIC '数値と文字列'
A='900'
B='44'
C=A+B
PRINT C : REM 944と表示
C=STRCAT(A,B)
PRINT C : REM 90044と表示
A='九四四'
B=A
PRINT B : REM 0と表示
B=STR(A)
PRINT B : REM 九四四 と表示
KEYWAIT
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