Concertina で読むことのできる、画像化した書籍のサンプルを用意しました。
電子テキストの画像化には、Voyager社のAzurおよびT-Timeの「書き出し」という機能を使用しています。
原始手帳(2種類)は自作ですが、「ビジュアルな原始手帳」のファイルのほとんどは stock.xchng (http://www.sxc.hu/index.phtml) で提供されている写真を加工して作成しています。
また、下記のファイルには大量の画像が含まれているため、ファイルサイズは膨大になります。ブロードバンドなど、十分な回線速度を利用できる環境でダウンロードすることをお勧めします。lzhとzipの両方を用意しましたので、お好みの方をダウンロードしてください。
また、圧縮ファイルの展開やメモリカードへのコピーもPC環境で行うことをお勧めします。圧縮ファイルは、ディレクトリ構造込みで圧縮しています。
海野十三の昭和初期の探偵小説「蠅男」です。海野十三では、個人的にこれが一番と思っています。飛び交う味噌樽とか、まあいろいろ。
青空文庫で公開されているテキストからレイアウトを若干調整し、外字になっていた漢字をフォントで表現するようにしました。使用したフォントは、ジャストシステム社「一太郎」に付属する "JS明朝" (JISX0213対応)です。
長編で500ファイルを超えるため、上下に分けています。このファイルは特に大きいので、ダウンロード等はPC環境で行うことを強くお勧めします。
蠅男(上) − HAE_1.lzh (LZH圧縮) HAE_1.zip (ZIP圧縮) - 約 9.7 MB
蠅男(下) − HAE_2.lzh (LZH圧縮) HAE_2.zip (ZIP圧縮) - 約 9.6 MB
蠅男(上下まとめて) − JUUZA.lzh (LZH圧縮) JUUZA.zip (ZIP圧縮) - 約 19.4 MB
中島敦の短篇小説です。中国古典に題を取ったものがよく知られていますが、この小説はボルヘスを思わせるような内容。知識の深さ、シャープな文章など、何とも早逝が惜しまれますね。
青空文庫で公開されているテキストをそのまま使用しています。使用したフォントは、"XANO明朝" というフリーで公開されているフォントです。
文字禍 − NAKAJIMA.lzh (LZH圧縮) NAKAJIMA.zip (ZIP圧縮) - 約 1.2 MB
萩原朔太郎の短篇小説です。フォントで大正〜昭和初期の感じを出してみました。こういう遊びができるのも画像のよいところです。
青空文庫で公開されているテキストからレイアウトを調整しています。使用したフォントは、"懐遊体" というフリーで公開されているフォントです。
猫町 − SAKTAROU.lzh (LZH圧縮) SAKTAROU.zip (ZIP圧縮) - 約 2.5 MB
付箋機能を使って、手帳風なことをしてみようという試みです。システム手帳のリフィルを画像で作った感覚です。
画像にもあるように、あくまで「原始」手帳なので、実用性はあまりありません、たぶん。
原始手帳 2006-11 − GENSI_11.lzh (LZH圧縮) GENSI_11.zip (ZIP圧縮) - 約 0.25 MB
もう一つ、付箋機能を使う手帳風なものを作ってみました。こちらは、システム手帳ではなく、アイディアなどのメモを書き留めるためのノートを意図しました。
ビジュアルな原始手帳 − GENSIV.lzh (LZH圧縮) GENSIV.zip (ZIP圧縮) - 約 0.85 MB
英語テキストのサンプルです。『美女と野獣』ですね。Project Gutenbergのテキストより、本文部分のみ使用しました。
残念ながらAzurでは、行の折り返しがおかしくなる(段落途中なのに行頭が下がる)ため、T-Time(有償版)で作成しました。もっとも、そのT-Timeでもところどころ行頭が下がってしまいますし、使える欧文フォントが限られているのもイタい。欧文読書を想定した製品ではないものの、ちょっと残念なところです。
Beauty and the Beast − BT_BST.lzh (LZH圧縮) BT_BST.zip (ZIP圧縮) - 約 1.7 MB
Concertinaのマニュアルです。・・・ダウンロード ページの無駄なところを削って、Azurで変換しただけですが。
Concertina マニュアル − MANUAL.lzh (LZH圧縮) MANUAL.zip (ZIP圧縮) - 約 0.6 MB