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リソース - resource - - - 書籍情報 - 海外の出版物

日本国内ではあまり出版されていないパントマイム/マイムの書籍ですが、アメリカでは結構数多く出版されています。
ためしに、Amazon.comで、"pantomime"を検索すると100冊ばかり出てきます。
(もっとも、その多くはイギリスでクリスマス・シーズンに演じられる寸劇 (イギリスではパントマイムといえば、むしろこっちを指す) の脚本集のようです)。

(※ 価格は購入当時のもので、現在は改訂されている可能性があります。表示は原則として税抜き。
また、William Nakamura さんの http://www.pantomime.org/pages/mime_book.html にも書籍情報が掲載されています。ぜひご参考に)



■ パントマイム/マイムに関する書籍 (海外)
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紹介しておいてなんですが、リファレンス的に拾い読みしてるだけのものが多いです・・・
これ以外のマイム/パントマイムに関する洋書情報は、
Amazon.com などを参照してください。
『Talking about Mime - An Illustrated Guide』
著者:David Alberts
発行:Heinemann
初版:
ISBN:0-435-08641-3
価格:$14.95
−−
エクササイズ、マイム・テクニック(=イリュージョン)の記述が多い。 もちろん、作品づくりについてもふれられています。
身体の部位(手はこうする、とか)のレベルでコツが書いてある。そういう意味では実践的で、コンパクトにまとまった1冊。
とりあえず入門書的な洋書を1冊、というならこれかな。

著者:Claude Kipnis
発行:Meriwether Publishing
初版:
ISBN:0-916260-55-0
価格:
−−
ちょっと古いんだけど(1974年)、写真たっぷり、コラム豊富。他書に比して、マイム・テクニック(=イリュージョン)のページが多い。基礎エクササイズ、作品づくりにも同程度のページが割かれている。写真は分解写真を1枚に合成したのを使ったりで結構手間暇がかかっており、編集もしっかりしています。
上の "Talking about Mime" よりも高度な内容です。一段上のレベルの内容を求めている方はぜひ。
なお、2000年12月に邦訳が出版されました


『Mime Spoken Here』
著者:Tony Montanaro
発行:Tilbury House
初版:
ISBN:88448-177-8
価格:$19.95
−−
著者のTony Montanaro氏はカンジヤマさんの師匠ですね。
基礎訓練から即興、作品づくりまで。精神面とか理論面に多くページが割かれています。やや上級者向け。面白いのはFrancois Delsarteについて多く言及されているところ。
なお、巻末のBibliographyによると、この本の内容のビデオもあるそうな。そのせいか、写真や図解などビジュアル面は(基礎訓練のパートを除いて)弱い。

『MIME - Basic for Beginners』
著者:Cindie Straub, Matthew Straub
発行:Plays
初版:
ISBN:0-8238-0263-9
価格:
−−
ここで紹介した洋書の中では、これが一番入門向けか。ビジュアルはちょっとわかりにくく、情報量も少ない。

『Mime Time - 45 Complete Routines for Everyone』
著者:Happy Jack Feder
発行:Meriwether Publishing
初版:
ISBN:0-916260-73-9
価格:
−−
Routines、要するにネタ集だけど、いまいち。ネタ自体はアレンジすれば、学校公演や子供向けのイベントなどに使えそうなものもあるが、書き方が"Hoolay! She picks it up..."、"Yuck! He jumps ..."てな具合に描出話法満載の読み物風に書かれててやりにくく、興ざめ。


『Combat Mime - A Non-violent Approach to Stage Violence』
著者:J. D. Martinez
発行:Meriwether Publishing (Illustration by: Caren Caraway)
初版:1982 (Reprint 1992)
ISBN:0-88229-809-7
価格:
−−
"Combat Mime"? タイトルだけで面白そうと思い、わけもわからず買ってみたところ、アクション・シーンやスタントの立ち回りに関する技法書でした。でも、図版豊富だし、基礎テクニック(受け身とか)から、アクション・シーンの構成方法、けがの際の救急措置までと、内容充実。血糊の作り方なんかまでフォローしてあります。メインテーマは「安全第一」。このサイトで扱っているマイムとは違う気がしますが、なかなか面白いです。




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