パントマイムよもやまばなし No.101 - 150 |
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No.101 - マルソー氏のVideoについて カテゴリ: [一般的な話題] - - 投稿者:William Nakamura |
'98.10.28(Wed.) - 00:34 ↑ - - ↓ コメント元: コメント: |
こんにちは。William Nakamuraと申します。
過日、マルソー氏のVideoを入手いたしました。 Amazon.comに注文していたものです。NagatomoさんもPageで紹介されていますね。
"Meet Marcel Marceau" というタイトルで、1965年のテレビ番組を収録したもののようです。(マルソー氏が42歳頃のものですね)
映像はモノクロでぼけぼけ。かなり見にくいです。ま、送料込みで25ドルだったから許してあげようかな...
ビデオカセットのラベルには、
(1965) The World famous pantomimist in a 9 part, one-man show. "BIP" goes through his paces.
とあり、そのとおり、"BIP"ものを中心に9つの作品が収められています。お笑いネタが多いのはアメリカのTV番組ということを意識してのことかもしれません。往年の(たとえば)無声映画時代の喜劇もの(チャップリンやキートンなど)を意識した作品作りになっているふしがあります。また、昔のアメリカのお笑いドラマ(ルーシー・ショーなど)のように、人の笑い声が効果音として入ります。
一応ライブ録画的な設定ですが、多少編集がしてあり、綱渡りのマイムから実際に(マルソーが)本物の綱渡りをしているシーンになったり、フェンシングのマイムから実際に相手とフェンシングをするシーンにかわったりします。
有名な「青年、壮年、老年(だったか...)」も含まれていました。ただ、先日テレビで紹介されていた「小鳥(なんとか)」や仮面を題材にしたものなどは入っていませんでした。私としては、そういった作品をもっと期待していたのですが...
収録作品のタイトルは正確なところがわからないのですが、どんなものが収録されていたか列挙しますと...
サイフ(サイフを拾って踊りに行く)、サーカス(重量上げと綱渡り)、手品、闘牛、たこあげ、パーティー、青年・壮年・老年(というタイトル?)、色男(あいびきと決闘のシーン)、チャップリンなど往年の喜劇役者のものまね等
Videoを見て最初に思ったことは、「マルソーって(昔は)Pantomime下手だったんだ〜 」というものです。(^-^;)
Storyはそれなりに楽しめるのですが、深みに欠け、その点では確実に数年前舞台で見たマルソーの方がいいと感じました。もちろん、随所随所に光るものはあります。
ま、貴重な記録でもありますし、価格も安いので取り寄せてご覧になるのもよいかもしれません。VIDEO YESTERYEARのVideo Imagesのシリーズで、52分もの。NTSC VHS方式なので日本のVHSデッキで見ることが出来ます。
草 々
No.102 - 朝日カルチャーがらみです カテゴリ: [一般的な話題] - - 投稿者:William Nakamura |
'98.10.29(Thu.) - 01:07 ↑ - - ↓ コメント元: コメント: |
こんにちは。またまたWilliamです。
昨日(10/28)、例のごとく朝日カルチャーセンター・パントマイム講座(清水きよし先生)の練習後に皆で飲みに行きました。
話をしてみると、やはりインターネット(WWW)で情報を得て、講座に申し込んだ方がいました。
少なくと2名はNagatomoさんのWebを見て、申し込んだとのことです。サーチエンジンで検索したそうです。これには清水先生もびっくり。前期までにはなかったことですからね。
飲み会では、Webの話で花が咲きました。もちろん、北川さんのWebのことも宣伝しておきましたヨ〜ン。
草 々
No.103 - 芸術劇場・ピアソラのすべて カテゴリ: [一般的な話題] - - 投稿者:Tico |
'98.10.31(Sat.) - 11:40 ↑ - - ↓ コメント元: コメント: |
●パントマイム情報ではありません●
ピアソラを知らない方はチコのWEBへ来てください
http://www2s.biglobe.ne.jp/~tico/hobby/piazzolla/piazzolla.html
芸術劇場・ピアソラのすべて
NHK総合テレビ
10/31 25:15〜28:16
(11/1 AM1:15〜4:16)
181分あります。ビデオの種類にご注意を。
再々放送です。いままで見逃した方(私!)、
全然知らなかった方、必見!
InterTVにも載っています。
http://intertv.or.jp/index1.html
No.104 - はじめまして、みもこです。 カテゴリ: [はじめまして] - - 投稿者:みもこ |
'98.11.06(Fri.) - 02:15 ↑ - - ↓ コメント元: コメント: |
はじめまして、パントマイムをはじめて7年になります、みもこといいます。東京在住。通信歴は一年ちょっとです。
このホームページはちょこちょこ見にきていて、マイム仲間のお友達にもおススメしています。
マイムのことなどをごく私的に綴ったホームページを作りました、良かったら、見に来てくださいね。
http://www3.tky.3web.ne.jp/~mimoko
「はじめまして」のアイコンがとてもかわいらしくて好きですぅ。
No.105 - またしても、いろいろ書きます。 カテゴリ: [一般的な話題] - - 投稿者:nagatomo |
'98.11.07(Sat.) - 22:22 ↑ - - ↓ コメント元: コメント: |
104
みもこさん、いらっしゃいませ。
リンクを追加させてもらいました。リンクのページ(http://www.officeww.com/mime/res/www.html)の真ん中あたりです。あんまり目立つ形ではないですが、ご容赦を。
よければこの部屋にも、ちょくちょく遊びに来てください。
103
ピアソラですが、
先週見に行ったイデビアン・クルーというダンスの公演で、全面的にフィーチャーされていました。ちょうど芸術劇場の放送日で、その日は何となく「ピアソラ・デー」化していました。
今日見に行った、上海太郎さんの公演でも「リベル タンゴ」が流れていたし、しばらく前にテレビで見た学生のダンス選手権(?)でも2, 3ピアソラを使ってたところがありました。
僕みたいな非ダンサーでも、あの旋律を聴いて身体を動かしたくなる気持ちは分かるです。
イデビアン・クルーに関しては、きっついコスチュームに注意を奪われちゃいがちなんですが、ピアソラとコンテンポラリーが何だかよくマッチしていました。
−−−−−−
忙しいと言ってページを更新しないわりには、今月はあちこち見に行きます。
文化の日には『狂わせたいの』という きつきつな映画と、山宮 隆さんの個展「健康実験室」を見に行ってます(どちらも大阪 心斎橋のキリンプラザ大阪にて)。
「健康実験室」では、いろいろな「健康機械」が登場するのですけど、その中に「チャップリン式健康機械」というのがあります。『モダンタイムス』のチャップリンの気分を味わいたい人は、ぜひ。
作者の山宮 隆さんのページは、下のURLで。
http://www2.osk.3web.ne.jp/~propella/
No.106 - 名古屋近辺でのパントマイムの教室知りませんか。 カテゴリ: [質問] - - 投稿者:ぶち |
'98.11.09(Mon.) - 16:06 ↑ - - ↓ コメント元: コメント:107 |
こんにちは。
愛知の某大学で(メールアドレス見ればすぐに分かるのですが・・・)大道芸サークルに所属しています。今、自分の表現できる場を必死で探しています。その中で先日静岡の大道芸ワールドカップで見たパントマイムの芸人さんが忘れられず、パントマイムに挑戦したいと思うようになりました。
自己流でもやってみるつもりですが、出来ればきちんと基礎を身につけたい。名古屋周辺でパントマイムに取り組んでいるサークル、教えてくれる教室知りませんか。
春休みなど長期休業が長いのでそんな休みを利用できる短期のワークショップも知りたいです。
No.107 - RE:名古屋近辺でのパントマイムの教室知りませんか。 カテゴリ: [コメント] - - 投稿者:nagatomo |
'98.11.10(Tue.) - 13:55 ↑ - - ↓ コメント元:106 コメント: |
こんにちは、nagatomoです。
> 名古屋周辺でパントマイムに取り組んでいるサークル、
> 教えてくれる教室知りませんか。
> 春休みなど長期休業が長いのでそんな休みを利用でき
> る短期のワークショップも知りたいです。
−−
名古屋周辺は分かりませんが、短期集中型のワークショップとしては、来月の12/3-9にサーカス村ワークショップがあります。
冬休みというわけでもなく、ちょっと時期的に中途半端ではありますね。それと、学生さんには参加費70,000円はいたいかも?
内容は、クラウンよりなものになるような気がします。ぶち さんは、大道芸サークルに所属とのことですから、そう言う意味ではラインは近いかもしれません。
僕は、第1回のワークショップに行ったことがあって、そのときは中国の雑技団の方や、ジャグラーの方、ロシアのクラウンの方と幅広い内容でした。
今回は、ノーラ・レイさんが講師と言うことで、「パントマイム」の表現を深くつっこめるのではないかと思います。
すでにご覧になっているとは思いますが、詳細は、
http://www.officeww.com/mime/etc/class.html
にて。
No.108 - nagatomoさんありがとう。 カテゴリ: [一般的な話題] - - 投稿者:ぶち |
'98.11.11(Wed.) - 14:07 ↑ - - ↓ コメント元: コメント: |
すごく行きたい!!
情報はページで見ていてすごく気になる存在でした。お金をどうやって用意するか・・・が課題です。とりあえず、定員になっていないか問い合わせだけしてみたいと思います。
また、書き込みしたいと思います。
これからもよろしく
No.109 - tokyoふりんじstyle vol.2wみてきました カテゴリ: [はじめまして] - - 投稿者:ふうらいばつ |
'98.11.14(Sat.) - 11:58 ↑ - - ↓ コメント元: コメント:110 |
はじめまして。
11/13(金)に上記公演をみてきました。
会場は100人程度のキャパでしたが、満員でした。
出演者は嗚呼!嘆きのパントマイム一族の志水晃さん、アイザワサトシさん、ケッチさん、西橋みぎわさん、吉見ヒロシさんでした。
西橋さん以外は毎回出ているメンバーでした。
それぞれの個性があって面白かったです。
吉見さんとケッチさんは軽目のコメディーもの、志水さんとアイザワさんは抽象的な題材といった感じでした。
西橋さんは今回初めてみたのですが、印象的な体格?と個性でした。
19:30〜22:00近くまでとたいへんな熱演でした。
No.110 - RE:tokyoふりんじstyle vol.2wみてきました カテゴリ: [コメント] - - 投稿者:William Nakamura |
'98.11.15(Sun.) - 00:04 ↑ - - ↓ コメント元:109 コメント:111 |
こんにちは。William Nakamuraと申します。
ふうらいばつさん wrote:
> 11/13(金)に上記公演をみてきました。
> それぞれの個性があって面白かったです。
私も「Tokyo ふりんじ Style」を見ようと思い、今日(11/14)恵比寿まで行ったのですが、どこをどう間違えたのか道に迷ってしまい、会場にたどり着けずに結局見られずじまいでした。2時間半近くやっていたのですか。見たかったな...
> 吉見さんとケッチさんは軽目のコメディーもの、志水さんとアイザワさんは抽象的な題材といった感じでした。
> 西橋さんは今回初めてみたのですが、印象的な体格?と個性でした。
私は用事で見に行けなかったのですが、今秋やった吉見さんのソロ舞台もとても面白かったとの評判でした。
アイザワさんの舞台はかなり以前に一度ソロを拝見したことがあります。「抽象的な題材」も得意にされていたようです。
次回は「ふりんじ」、絶対見るぞ。
#でも、公演会場の住所もチラシにはのっけてね。ご担当様。(^-^;)
草 々
No.111 - RE:RE:tokyoふりんじstyle vol.2wみてきました カテゴリ: [コメント] - - 投稿者:ふうらいばつ |
'98.11.15(Sun.) - 19:19 ↑ - - ↓ コメント元:110 コメント: |
こんにちは。William Nakamuraさん。
> 私も「Tokyo ふりんじ Style」を見ようと思い、今日(11/14)恵比寿まで行ったのですが、どこをどう間違えたのか道に迷ってしまい、会場にたどり着けずに結局見られずじまいでした。2時間半近くやっていたのですか。見たかったな...
それは残念でしたね。
ほぼ同じ出演者の公演が12/2に荻窪のアールコリンというところでやるようなので、時間があったら見に行ってみては。
> 私は用事で見に行けなかったのですが、今秋やった吉見さんのソロ舞台もとても面白かったとの評判でした。
私も見に行きましたが、とても面白い舞台でした。
マイムのほかにジャグリングもやったりして熱演でした。
それでは。
No.112 - nagatomoさんへ ワークショップ行ってきます。 カテゴリ: [一般的な話題] - - 投稿者:ぶち |
'98.11.16(Mon.) - 18:01 ↑ - - ↓ コメント元: コメント:113 |
教えていただいたワークショップ、キャンセル待ちしていたら、何とか飛び込むことができました。へそくり(大学入ってから、バイトでこつこつと貯蓄してた)はたいて参加します。自分への投資だと思っているので、惜しくない。
その代わり、精一杯吸収できること吸収してきたいと思います。
No.113 - RE:ワークショップ行ってきます。 カテゴリ: [コメント] - - 投稿者:nagatomo |
'98.11.16(Mon.) - 18:42 ↑ - - ↓ コメント元:112 コメント:115 |
> 教えていただいたワークショップ、キャンセル待ちして
> いたら、何とか飛び込むことができました。へそくり
> (大学入ってから、バイトでこつこつと貯蓄してた)はた
> いて参加します。自分への投資だと思っているので、惜
> しくない。
> その代わり、精一杯吸収できること吸収してきたいと思
> います。
- -
お、行きますか。いいなぁ。
講座そのものも刺激になるんですが、ワークショップにはいろんな人が集まるんで、そういう面でも刺激/勉強になるんですよね。
現役で大道芸やクラウン、マイムをやっている人も、たぶん、参加されるだろうから、そういう方々にも食らいついて、いろいろ吸収してきてください。
主催のACCには、西田さんや大島さんといったサーカス文化に関する造詣が深い方がいらっしゃるんで、サーカスや大道芸に関するちょっとアカデミックな話やら世界各国の芸人の話なんかをうかがうのもよいでしょうね。
あと、かなり山深いところなので、寒さ対策は抜かりの無いように・・・
僕も大阪の1日ワークショップを受けてみようかと今日電話したのですが、こちらもキャンセル待ちとのこと。当日の都合がつくかどうか分からなくって今日になったのですが、もっと速く電話すべきだった。
No.114 - ぶちにこの間いいむろさんのワークショップの紹介メールをくれた方!! カテゴリ: [一般的な話題] - - 投稿者:ぶち |
'98.11.18(Wed.) - 14:33 ↑ - - ↓ コメント元: コメント: |
ごめんなさい。パソコンの設定ミスで今までもらったメール全部消してしまったのです。
連絡先等まで全部消えてしまいました。
1月2月のワークショップ興味あったのに・・・
また、機会があったら、連絡してくださいね。
No.115 - RE:RE:ワークショップ行ってきます。 カテゴリ: [コメント] - - 投稿者:ぶち |
'98.11.18(Wed.) - 14:44 ↑ - - ↓ コメント元:113 コメント: |
> - -
>
> お、行きますか。いいなぁ。
>
> 講座そのものも刺激になるんですが、ワークショップにはいろんな人が集まるんで、そういう面でも刺激/勉強になるんですよね。
> 現役で大道芸やクラウン、マイムをやっている人も、たぶん、参加されるだろうから、そういう方々にも食らいついて、いろいろ吸収してきてください。
>
> 主催のACCには、西田さんや大島さんといったサーカス文化に関する造詣が深い方がいらっしゃるんで、サーカスや大道芸に関するちょっとアカデミックな話やら世界各国の芸人の話なんかをうかがうのもよいでしょうね。
>
> あと、かなり山深いところなので、寒さ対策は抜かりの無いように・・・
___そんなにさむいとこなんですか。
なんだか、今からどきどきしてます。
ほんと、体動かすのとか、リズムにのったりとか、表現するの下手なんですよね。でも、だからこそ、頑張ってやりたい。みんなの足手まといにならなきゃいいけど。
すごい楽しみです。
今、いかに安く群馬まで行くか思案中です。
また、報告書き込みます。
No.116 - マイム・フェス、狂言とデラルテなど カテゴリ: [一般的な話題] - - 投稿者:nagatomo |
'98.11.27(Fri.) - 01:25 ↑ - - ↓ コメント元: コメント:117 |
みなさま、ごぶさたしております。nagatomoです。
何だか仕事のストレスで顔に吹き出物が出てくるよな忙しさです。目立たないからいいけど。
そんなことを言いながらも、いろいろ見に行ってるわけで・・・
- -
神戸のマイム・フェス行って来たです。もう満腹というか喉まで詰め込んだ感じです。
マイムってのは、おそらく普通の芝居やダンスよりは目を凝らして見ちゃうわけで、終演後はくたくたっと疲れてしまいました。平日はやっぱしきついわ。
北 京一さんが、さすが。何がさすがなのかと訊かれると言葉にしにくい(というか、言葉にすると野暮になっちゃう)のだけど、随所で「うまいな」と感じいっていました。
ところで最近、清水センセのマイムが、今までと違う形で心にしみるようになってきたのだけど、年をとりつつあるのか?
ほかにもいろいろ感じたり、思ったり、批評っぽいこととか考えたりもしたのだけど、書いてるときりがないので、これでやめます。平日だし。
何はともあれ、こういう形でマイムを見られたのは実に素敵で充実していました。
来年以降も見たいな。願わくば、何日か期間をかけて。
−−
今月は関西でマイム周辺の公演が本当にいろいろあります。
先週は「珍しいキノコ舞踊団」、明後日はop.eklekt(ノーラ・レイさんのワークショップも)、明々後日からはロンドン・マイム・シアター。
それに比して、12月は関西ではパタッとマイム周辺の公演が減るな、と思いつつ『ぴあ』(12/7号、関西版)を見ていたところ面白そうな知らせがありました。
『狂言とコンメディア・デラルテ -太郎冠者とアルレッキーノ』
12/14、15、16と京都で、シンポジウム+ワークショップと公演が行われるようです。
通好みというか、古典マニア(?)には、たまらん企画と言えるでしょうか。
問い合わせて掲載の許可をもらえたら、公演案内のページでアナウンスしますが、とりあえず詳細を知りたい方は、『ぴあ』(12/7号、関西版)の226ページを見られたし。
僕もたぶん行くと思います。
ただ、場所が京都で、しかもすべて平日なんだよな。
No.117 - RE:マイム・フェス カテゴリ: [コメント] - - 投稿者:tico |
'98.11.27(Fri.) - 12:52 ↑ - - ↓ コメント元:116 コメント:118 |
> みなさま、ごぶさたしております。nagatomoです。
> 北 京一さんが、さすが。何がさすがなのかと訊かれると言葉にしにくい(というか、言葉にすると野暮になっちゃう)のだけど、随所で「うまいな」と感じいっていました。
やっぱり!会場中が京一ワールドに魅了されているなあと思っていました。空気が違いましたね。京一さんの好きなところは、細かいボケをきっちりかましてくれること!見ながらツッコミを入れている私。大阪人でんなあ〜。
> ところで最近、清水センセのマイムが、今までと違う形で心にしみるようになってきたのだけど、年をとりつつあるのか?
そうそう、年のせいですよ。
「たばこ」と「いのち」、それから題名を忘れたんですが、老人の一生を扉を開けることで描いているマイム。深い人生を感じます。
> 何はともあれ、こういう形でマイムを見られたのは実に素敵で充実していました。
こんなにマイムを見られたのは初めてです。貴重な一日でした。重鎮もさることながら、いいむろさん、らっこさんのお若い方々にもがんばっていただかないとね。これからが楽しみです。らっこさんも関西へ帰って来られると聞きましたし、いいむろさんもワークショップ・カルチャーと意欲的に教えてくださるし、いろいろ楽しみです。
No.118 - RE:RE:マイム・フェス カテゴリ: [コメント] - - 投稿者:tico |
'98.11.27(Fri.) - 18:48 ↑ - - ↓ コメント元:117 コメント: |
> 「たばこ」と「いのち」、それから題名を忘れたんですが、老人の一生を扉を開けることで描いているマイム。深い人生を感じます。
題名を調べました「旅路の果てに」でした。
マリオネットの生演奏でのパントマイムです。
昨日の「JINTA」も本当はマリオネットの音楽が入るマイムなんですが、清水さんは音楽なしで(始まりと終わりに「美しき天然」の曲を入れられましたが)演じられました。
No.119 - こんにちは カテゴリ: [はじめまして] - - 投稿者:なお |
'98.11.28(Sat.) - 15:23 ↑ - - ↓ コメント元: コメント:120 |
こんにちは。
マイムが大好きで、なんか面白いページはないかと
探していたところ発見しました。
11月26日に神戸で「パントマイムフェスティバル
天井桟敷の人々へ」が公演されましたが、
誰か行かれた方はいらっしゃいませんか?
凄く楽しみにしていたんですが、仕事で行けませんでした。
感想を聞かせて下さい。
No.120 - RE:こんにちは カテゴリ: [コメント] - - 投稿者:nagatomo |
'98.11.28(Sat.) - 21:28 ↑ - - ↓ コメント元:119 コメント:122 |
> 11月26日に神戸で「パントマイムフェスティバル
> 天井桟敷の人々へ」が公演されましたが、
> 誰か行かれた方はいらっしゃいませんか?
> 凄く楽しみにしていたんですが、仕事で行けませんでした。
> 感想を聞かせて下さい。
- -
なおさん、こんにちは。
公演全体の感想は、出演者/作品が豊富なのでなかなかまとめにくいのですが、一口に言っちゃえばよかったです。
個々の作品について書くのは、量が量だけにちょっと大変だし、とりとめないことを言っちゃいそうなので、勘弁してください。
ただ、僕の感想は、ほんのちょこっとだけど、116番に書いてあるです。
参考までに、出演者と作品を記しておきましょうか。
プロローグ
[第1部]
1.上海 太郎
- ストリッパー
- 柳川ナベの作り方
- ラーメン哀歌
2.沖埜 楽子
- なんで!?
3.江ノ上 陽一 & SOUKI
- Quintet
4.北 京一
- 自殺志願
- ○と×
[第2部]
5.沖埜 楽子
- 鏡花水月 A Flowing Body
6.いいむろ なおき
- ハエ
- エンジェル
7.清水 きよし
- ジンタ
- 翼
8.伝三・F
- 神戸の壁
エピローグ
・・・いやぁ盛りだくさんですね。
プロローグとエピローグには、映画『天井桟敷の人々』からの映像が流れます。
上演時間は3時間弱。会場は、平日にもかかわらず、ほぼ満席でした。
No.121 - いいむろなおきマイムワークショップ カテゴリ: [一般的な話題] - - 投稿者:tico |
'98.11.29(Sun.) - 14:13 ↑ - - ↓ コメント元: コメント: |
このあいだのマイム・フェスのチラシの中にワークショップのお知らせも入っていました。E-mailでも申し込みが出来るので、もう翌日には申し込みしました。
日程など、今日中には私のWEBでもUPさせます。11/30以降につないでくださいね。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~tico/hobby/pantomime/performance.html
nagatomoさんもfollowしてくれると思いますが。ね!
No.122 - 映画「天井桟敷の人々」 Re2:こんにちは カテゴリ: [コメント] - - 投稿者:William Nakamura |
'98.11.30(Mon.) - 03:09 ↑ - - ↓ コメント元:120 コメント:123 |
こんにちは。William Nakamuraと申します。
なお san wrote:
> > 11月26日に神戸で「パントマイムフェスティバル
> > 天井桟敷の人々へ」が公演されましたが、
> > 誰か行かれた方はいらっしゃいませんか?
Nagatomo san wrote:
> プロローグとエピローグには、映画『天井桟敷の人々』からの映像が流れます。
『天井桟敷の人々』(Les Enfants du Paradis) のジャン・ルイ・バローのMimeの演技は、ダイナミックな動きで、かつフォルムも非常に美しく、もっと見てみたいという気にさせますね。マイムのシーンではすごく生き生きと演じているという感じです。
あの映画のPantomimeのシーンはエチエンヌ・ドクルーが演技指導しているそうですが、それも興味深い話ですね。ドクルーは映画の中では台詞ばっかりなのが残念ではありますが...
しかし、19世紀パントマイム(デビュロー)を題材にした作品が「現代マイムの父」と呼ばれるドクルーの演技指導のもと、ドクルーの弟子/共同研究者のバローの演技で見られるとは、考えてみればすごいことかもしれませんね。
映画作品としても非常に評価が高いそうですね(映画史上、Best3の一つに推す評論家も多いとか)。
草 々
No.123 - RE:映画「天井桟敷の人々」 Re2:こんにちは カテゴリ: [コメント] - - 投稿者:tico |
'98.12.01(Tue.) - 10:53 ↑ - - ↓ コメント元:122 コメント: |
> Nagatomo san wrote:
> > プロローグとエピローグには、映画『天井桟敷の人々』からの映像が流れます。
> William san wrote:
> しかし、19世紀パントマイム(デビュロー)を題材にした作品が「現代マイムの父」と呼ばれるドクルーの演技指導のもと、ドクルーの弟子/共同研究者のバローの演技で見られるとは、考えてみればすごいことかもしれませんね。
> 映画作品としても非常に評価が高いそうですね(映画史上、Best3の一つに推す評論家も多いとか)。
ticoです。
私も映画『天井桟敷の人々』をおすすめします。今回のマイムフェスは「神戸100年映画祭」という企画の一つとしてマイムフェスが入ってるわけです。なぜこの映画をマイムフェスで使ったか、これはプロならずともパントマイムの魅力にとりつかれた人々ならきっと誰もみなわかってもらえると思います。
私も人にすすめられてビデオを買って見たのですが、はじめは長い・フランス語・名前が覚えられない・などなど、楽しめるところまではわからず、2回見ました。その後、映画の解説やマイムの歴史など読み、ちょこっとでもかじりはじめると、この映画の持つ重要な意味がわかってきました。
nagatomoさんのWEBでも「aboutマイムについて」の中の「マイムの歴史」のところに書いてありますので、とりあえず一通り読んでいただいて、それから是非映画『天井桟敷の人々』を見て下さい。おねがいします!ホント見ないとソンよ。
No.124 - 情報有難うございます カテゴリ: [一般的な話題] - - 投稿者:なお |
'98.12.02(Wed.) - 12:45 ↑ - - ↓ コメント元: コメント: |
早速感想を入れて下さって、有難うございます。
其々の方の、ソロ(?)だったんですね。
私はてっきり、天井桟敷のストーリーで演られるのだと
思っていました。「カラーの違う人たちが、どういう風に
まとまるのだろう?」って。
充実した公演だったんですね。いろんなマイマーさん達の
演技が一度に観られるなんて、贅沢ですね。
私は、江ノ上さんに興味があったんです。5月に東京で
行われた望月さんとの共演を観て以来、気になっていて。
私は望月章マイムプロジェクトの世界が一番好きなんです。
No.125 - 公演情報です。 カテゴリ: [公演情報] - - 投稿者:畠山奏三 |
'98.12.02(Wed.) - 22:54 ↑ - - ↓ コメント元: コメント:126,130 |
こんにちは、畠山でございます。
久方ぶりなのですが、公演情報を送らせてもらいます。
「佐々木博康マイム40周年リサイタル」
日時:99年1月19日(火) 19時開演(開場30分前)
会場:シアタートラム(東急新玉川線三軒茶屋下車徒歩3分)
東京都世田谷区太子堂4−1−1 キャロットタワー1F
TEL03−5432−1526
料金:前売り4,500円 当日5,000円
チケットお問い合わせ
日本マイム研究所 TEL・FAX03−3421−3603
又は畠山まで e-mail:nazo@qa2.so−net.ne.jp
私の師匠であります佐々木先生のソロリサイタルです。
マイム一筋40年。日本の風土や精神性に根差したマイムを
常に探求してきました。そのひとつの答えが凝縮された
舞台になることと思います。
ぜひとも足をお運びください。
No.126 - RE:公演情報です。 カテゴリ: [コメント] - - 投稿者:nagatomo |
'98.12.03(Thu.) - 00:03 ↑ - - ↓ コメント元:125 コメント:129 |
畠山さん、こんにちは
> 久方ぶりなのですが、公演情報を送らせてもらいます。
>
> 「佐々木博康マイム40周年リサイタル」
- -
40周年か・・、すごいな。
近いうちに、本編の公演情報にも掲載させてもらいますね。
では。
No.127 - 色が変わる文字 カテゴリ: [一般的な話題] - - 投稿者:tico |
'98.12.07(Mon.) - 22:56 ↑ - - ↓ コメント元: コメント:128 |
nagatomoさんへ
HOMEの方、矢印を合わせると文字の色が変わるようになりましたね。あれって、スタイルシートで設定しておられるんですか。カッコイイです。もし、そうだったら、Javascriptより簡単ですか?ぼちぼち人のソースを眺めたりして感心しています。ある人のWEBのソースを開けたら「まいどおおきに〜。文書のソースで見てもらってはるんやね」「一応、著作権はわてにありますんで、どうかよろしゅうたのんますう」とコメントで入っていて、大笑いしました。えらい手の込んだことやってはりました。でも、こんなんも、楽しいですね。
from Tico
No.128 - RE:色が変わる文字 カテゴリ: [コメント] - - 投稿者:nagatomo |
'98.12.09(Wed.) - 15:03 ↑ - - ↓ コメント元:127 コメント: |
ちょっとマイムとは離れた話題になってしまいますが、「マイムのページ」の作りについてです。
> HOMEの方、矢印を合わせると文字の色が変わるように
> なりましたね。あれって、スタイルシートで設定して
> おられるんですか。カッコイイです。
- -
そう、スタイルシートです。
でも、実はあのテクニックは、IE 4.0x以降でないとわからないのです。
Netscapeでは今までの表示と変わらず、スタイルシート非対応のブラウザでは何のことやら、といった感じだと思います。
一応、「マイムのページ」では、たいていのブラウザでだいたい同じようなレイアウトで、なるべく見る人の負担が少なく読めるようなHTMLの組み方をしています。
可能な限り機種依存しないようにするというのが原則です。
じゃあなぜ IE でしか分からない機能を入れたかと言うと、「リンク箇所にポインタを合わせると色が変わる」というのは、使ってみると非常に視認性が高くってよいのです。これは見る人にとって、負担が少ないということでもあります。
別にほかに悪さをするわけでもないしデータ量も知れてるということで、例外的に機種依存する機能を使ってみた次第。
ちなみに、Lynxをはじめテキストブラウザでは、レイアウトは再現できないものの、内容は読めるようになっているはずです。また、WebTVでも表示をおおよそ確認しています。
−−
個人的には、テクニックばりばりのページも作りたいとは思うんですがね。
いずれ、僕自身のページを立ち上げたら、そんなこともやるかもしれません。
−−
> もし、そうだったら、Javascriptより簡単ですか?
根本的に異なるもので単純な比較はできませんが、スタイルシート自体は、JavaScriptよりは簡単だと思います。
ただ難しいのは、上記のようなスタイルシート非対応のブラウザで見た場合のギャップをどうやって埋めるかです。
たとえば、ページの左余白を空けるのは、スタイルシートでもできるのですが、あえて表(TABLEタグ)を使っています。その結果、たいていのブラウザでは同じようなレイアウトでページが見えているはずです(テキストブラウザは除く)。
−−
HTMLを組む上で、意識してもらいたいというか、個人的にお勧めしたいのは「ユニバーサル・デザイン」という考え方ですね。
一口に言っちゃうと、
「どんなハンディキャップを持った人でも、どんなプアなブラウズ環境でも、なるべく負担の少ない形で、なるべく同じように情報を見られるようにデザインする」
と言うことでしょうか。・・・ちょっと違う気もするな。
興味があれば、検索して調べてみてください。
−−
マイムとだいぶ離れた話題になっちゃったんで、この辺でやめときます。僕は会社員時代に、この辺のことを突っ込んでやってたんで、つい気合いが入った文章になってしまいました。
ポイントしたときに色を変えるスタイルシートのテクニックは別途メールしますね。 > ticoさん
No.129 - (RE:RE:公演情報です。)掲載ありがとうございます。 カテゴリ: [コメント] - - 投稿者:畠山奏三 |
'98.12.10(Thu.) - 16:09 ↑ - - ↓ コメント元:126 コメント: |
nagatomoさん
畠山です。掲載ありがとうございました。
12月は結構、公演がめじろおしですね。
最近読んだ本でちょっと面白かったのを1冊。
スーパーボディを読む−ジョーダン、ウッズ、玉三郎の「胴体力」
伊藤 昇 <著>
出版社:マガジンハウス
\1,500
雑誌「ターザン」などに紹介されたりもしていたのですが
身体の動きは「胴体」のたった3種類の運動に集約される
というのが主題。あの中村有志さんもハマっているという
独自の運動法(体操)が紹介されています。
やってみると頷ける部分が結構あったりして、もう少し詳しく
聞いてみたい気がしました。
寒さも厳しくなってきました。みなさんお体を大切に。
No.130 - RE:公演情報です。 カテゴリ: [コメント] - - 投稿者:William Nakamura |
'98.12.12(Sat.) - 02:55 ↑ - - ↓ コメント元:125 コメント: |
畠山さん、Nagatomoさん、皆様、こんにちは。William Nakamuraと申します。
畠山さん wrote:
> 久方ぶりなのですが、公演情報を送らせてもらいます。
>
> 「佐々木博康マイム40周年リサイタル」
>
> 日時:99年1月19日
---以下略---
佐々木氏はエティエンヌ・ドゥクルー氏に師事されたんでしたね。一度、東京で行われたアジア・マイムフェスティバルで佐々木氏の舞台を拝見したことがあります。
(一応)私の先生の先生にあたる方なので、どんな舞台をなさるのかたいへん興味があります。1月19日、楽しみにしております。
ところで、先日、ドゥクルーのお弟子さんのYves Lebretonという方が演じている"CORPORAL MIME"のVideoを手に入れました。1971年もので映像は少し古いのですが、内容はなかなか素晴しく、ここのところ毎日見ています。
時期的なことから推察するに、もしかすると、畠山さんのお師匠さんとは面識のある方かもしれませんね。
草 々
No.131 - ただいま カテゴリ: [一般的な話題] - - 投稿者:ぶち |
'98.12.14(Mon.) - 16:46 ↑ - - ↓ コメント元: コメント:132 |
国際サーカス村のワークショップへ行ってきました。すごく、楽しかった。
あと、最終日に見に行ったノーラさんとサリーさんの公演がとても素敵でした。
ワークショップの中で教わったことがそのまま
使われていたりして、あーあーあーあーここここ。とか思いました。
自分の想像力の無さや、体の動かなさを思いっきり実感。でも、すごく楽しかったし、そこでの出会いがまた素敵でした。
今日はちょっと時間がないのでかけないけれど、また、やった内容とか書き込めたらいいなと思います。
No.132 - おかえりなさい カテゴリ: [コメント] - - 投稿者:nagatomo |
'98.12.16(Wed.) - 16:30 ↑ - - ↓ コメント元:131 コメント: |
こんにちは、ぶちさん。
ワークショップが楽しかったようで、何よりです。
> 今日はちょっと時間がないのでかけないけれど、また、
> やった内容とか書き込めたらいいなと思います。
これは、ぜひに。
マイムに関しては、僕はやはり「すれっからし」なので、新鮮な視点からのレポートにはとても興味があるのです。
パントマイムをやってみたいが得体が知れなくて躊躇している人には、きっと大いに参考になると思います。もちろん、すれっからしにとっても大いに参考になります。
よろしく!
No.133 - パントマイム独学方法の模索 カテゴリ: [一般的な話題] - - 投稿者:tico |
'98.12.17(Thu.) - 16:16 ↑ - - ↓ コメント元: コメント:136 |
こんにちわ!チコです・
ほとんどこのBBSしか見てなくて、今日はちょっとしたもくろみがあって、久しぶりにテクニックのページを見てみました。随分立派になっていますね。「風船」の写真はnagatomoさんかな?
さて、私が今考えていることは、パントマイムを習う場所のない人にとって、一番身近で独学しやすいことを私のWEBに書いてみようと思っています。テキストだけしか作れないのですが。
それは、日常生活の動作を無対象(実際の物がない、持たないこと)で本物を持っているのと同じように手や身体を使う練習です。これだったら鏡を使って一人で確認もできるし、友達に見てもらって、見えるか見えないかを批評してもらえるし、パントマイムの独特のテクニックよりは、確認がしやすいのではないかと思います。
パントマイムの場合、人に見てもらって自分の思っていることが伝わっているかを、批評してもらうことが大切です。自分だけの「思いこみ」で表現していると勘違いすると、人の苦言が耳に入らなくなり、上達の道を閉ざしてしまいますから。
またページが完成しましたら、またお知らせします。
No.134 - コメディア・デラルテ カテゴリ: [一般的な話題] - - 投稿者:nagatomo |
'98.12.19(Sat.) - 02:28 ↑ - - ↓ コメント元: コメント:135 |
コメディア・デラルテを見てきました。
12/14-16にかけて、京都で狂言とのジョイントで催しが行われていたのです。そのうち14日と16日に出かけました。僕個人としては、かなり充実した2日でした。
−−
14日は「シンポジウムとワークショップ」というコンセプト。デラルテのレクチャーとスライド、狂言との比較、そして狂言とデラルテの実際の演技をいくつかなどが紹介されました。
個人的にはよく知ってる内容なので、話はとてもよくわかりました。今まで誤認していたことや、知識を新たにしたこともあったので、そのうちデラルテのページに反映したいと思います。
話の方が盛りだくさんで、つっこんだ実技までは及ばなかったのは残念。簡単なステップで、「やってみませんか」という時間はあったのですが(僕は多少知っていることもあって、遠慮してしまいました)。
アルレッキーノのステップなど、レッスンで多少かじっていたものの、「ほんまもん」が見られたのは「なるほど」といった感じでした。
−−
16日は狂言とのジョイント公演でした。狂言は「梟」、デラルテは「空きっ腹の恋物語」。「ほんまもん」のデラルテを見るのは、僕にとってこれが初めてでした。
かなりハイテンションで運動量もすごく豊富。アルレッキーノなんて、止まっている時間がきわめて少ない。止まったら死ぬと言われるマグロを思い浮かべてしまいました。
それぞれにギャグ(専門家の間ではLazzi -ラッツィ- と呼ばれるやつ)があって、まあたわいないと言えばそれまでなんだけど、笑ってしまいます。
それと、よくしゃべる。
デラルテの重要な要素の一つは方言、という指摘が前日のシンポジウムでもあったのですが、それにしてもよくしゃべります。残念ながらイタリア語なので、さっぱり分かりません。これが分かったらさらに数段面白かっただろうと思います。
でも、言葉のハンデはそれほど感じませんでした(まあ、あらすじの説明がちゃんとあったのが大きいけど)。とにかく動きを見てて、声の響きを聞いてて面白い。
マイムに関連するところでは、モノが少なく、無対象演技が随所に見られたところ。それと、いかにも西洋人的な仕草(チャールズ・チャップリン的な仕草というか)が随所に見られたところ、などが興味深かったです。
現在活動しているデラルテは資料や伝承を調査して、復元したものだそうで、中世ヨーロッパの頃もああいう動きをしていたのかは分かりません。けれども、パントマイミストやヴォードビリアンのあの手の仕草には、やっぱり相当ぶ厚いバックグラウンドがあるんじゃなかろうか、などと考えたりしました。
ところで、狂言との比較なんですが、実は僕は昔から密かに、
「デラルテは狂言よりむしろ吉本新喜劇に近いのではなかろうか」
と思っていて、実際の公演を見てその感を強めました。
ただ、吉本みたいに舞台装置は使わないし、ギャグやセリフまわしの技量などは吉本とは異なるタイプの修練がかなり必要と思います。
でも、役者がそれぞれにギャグを持っているとか、筋書きのシンプルさ、キャラクタの作り方、即興性とか、なんか似てるんだよな。もっともデラルテには、明確な「つっこみ」はいないんだけど。(たぶん。イタリア語だからよぉ分からん)。
この辺は、狂言の歴史的背景(江戸時代の武家/大名からの庇護)から来る「型の重視」と、デラルテの歴史的背景(時代/地域/政治にもまれまくった)によってつちかわれた「柔軟性と即興性重視」の差なのかな、とか考えてしまいます。
−−
うーん、いろいろ書いたけど、やっぱ見てもらわんとどうにもならんか。
もし、機会があればぜひ見てください。「16世紀頃のヨーロッパの道化芝居」と聞いて我々が一般に想像する無形文化財的なものよりも、はるかに面白いから。
No.135 - RE:コメディア・デラルテ カテゴリ: [コメント] - - 投稿者:William Nakamura |
'98.12.19(Sat.) - 07:32 ↑ - - ↓ コメント元:134 コメント:137 |
こんにちは。William Nakamuraと申します。
私はコメディア・デラルテ、一度も見たことがないんですよね。話にはよく聞くのですが...
少し前にカウンター・テナー(歌手)ひきいるルネサンス音楽・劇・舞踏の集団が来日した折に、その舞台をNHKの教育テレビが流していましたが、それも多少はコメディア・デラルテ的な要素を盛り込んでいたのでしょうか?
ところで、Nagatomoさんのデラルテを解説しているPageからデラルテのお面を扱っているWebのPageにリンクがはられていますが、デラルテではなく、仮面劇一般で使われる
お面を扱っているところはどこかご存じありませんでしょうか?
実は、来年3月にやる内輪のPantomimeの試演会で仮面を使った作品をやりたいと思っているのですが...
中性のマスク(だったか...)のようなデザインのもの、どこかでで扱っていませんかね?
もしご存じでしたら、ご紹介ください。自分で作るのはしんどそうだし...
草 々
No.136 - RE:パントマイム独学方法の模索 カテゴリ: [コメント] - - 投稿者:nagatomo |
'98.12.19(Sat.) - 12:21 ↑ - - ↓ コメント元:133 コメント: |
> 「風船」の写真はnagatomoさんかな?
実写の画像は、その通り、僕です。
・・それはさておき。
> さて、私が今考えていることは、パントマイムを習う
> 場所のない人にとって、一番身近で独学しやすいこと
> を私のWEBに書いてみようと思っています。テキス
> トだけしか作れないのですが。
いいですね!
僕もそういう普段のトレーニング、みたいなのを書いてみたい!・・・けど、いかんせん暇が...
書きたいことは、今でも、わんさかあるんですが、ままなりません。これだったら、もっと暇な時期にいろいろ書いとくんだった。
- -
> それは、日常生活の動作を無対象(実際の物がない、
> 持たないこと)で本物を持っているのと同じように手
> や身体を使う練習です。これだったら鏡を使って一人
> で確認もできるし、友達に見てもらって、見えるか見
> えないかを批評してもらえるし、パントマイムの独特
> のテクニックよりは、確認がしやすいのではないかと
> 思います。
僕が受けていた金谷先生のレッスンでは、時間がちょっと余ると、
「じゃあ具体化いきましょう」
となって、かわりべんたに、いろんなものをマイムで出してました。
方法はいろいろあって、たとえば今の時期なら「年末年始にちなんだもの」というテーマを与えられて、みんなあれこれ出してきたり。
あるいは、「マイムしりとり」と題して、しりとりでつながるようにものを出していったり。・・・ただ、これの欠点は「ん」のつくものは出せないところ。
これは、教室ならではの風景ですね。独学では、こんなのはやらない。
−−
それにしても、首都圏、関西圏以外でのマイム学習はたしかにしんどいですね。
アクセス・ログを見ていると、むしろ首都圏、関西圏以外からのアクセスの方が多くて、少しはお役に立てているんだろうか、などと思ってしまいます。
そんなこんなで、Ticoさん、ページの作成頑張ってください。潜在的な需要はたぶん、大きいはず。
No.137 - 中性のマスク カテゴリ: [一般的な話題] - - 投稿者:nagatomo |
'98.12.19(Sat.) - 12:38 ↑ - - ↓ コメント元:135 コメント:138 |
> ところで、Nagatomoさんのデラルテを解説している
> Pageからデラルテのお面を扱っているWebのPageに
> リンクがはられていますが、デラルテではなく、仮
> 面劇一般で使われるお面を扱っているところはどこ
> かご存じありませんでしょうか?
> 実は、来年3月にやる内輪のPantomimeの試演会で
> 仮面を使った作品をやりたいと思っているのですが...
> 中性のマスク(だったか...)のようなデザインの
> もの、どこかでで扱っていませんかね?
> もしご存じでしたら、ご紹介ください。自分で作る
> のはしんどそうだし...
- -
とりあえず、レッスンで知ったのですけど、画材屋さんにプラスチック製のやつが利用できると思います。仮面や人形を作るベースにするやつだと思うのだけれど。
一見、アイスホッケーのゴール・キーパーのマスク(『13日の金曜日』のジェイソンと言った方がいいか・・・)を小さくしたような感じ。
凹凸や顔の造作はほとんどありません(鼻のでっぱりが少しと目の穴が空いてるくらい)。癖がないと言えばそうなのだけれど、加工はちょっと面倒そうな感じです。
それと、東急ハンズ、Loftなどのパーティー・グッズ売場にも中性のマスクっぽいのがあります。
これは薄手のプラスチック製で、顔の凹凸がそれなりに作り込まれています。そのせいで、「中性」とはちょっと違う感じもするのですが、加工は容易そうです。
−−
自作に関してですが、
昔、清水先生の講座で、厚紙で仮面を作ってきて、それを元に何かするというのがありました。
ただ、僕はその回のレッスンを受けていないんで、作り方を知らないのです。後で見せてもらった感じでは、手軽に作れそうでした。
余談ですが、今から8-9年前は清水センセが隔月で大阪にいらした講座があったのです。そのときにデラルテのキャラクタというレッスンもあったはず。
−−
また、マスクの演技関連では、小谷野 洋子さんの『マイム』でかなりのページが割かれています。書誌情報は、書籍のページをご覧ください。
以上、ご参考までに。
No.138 - RE:中性のマスク カテゴリ: [コメント] - - 投稿者:William Nakamura |
'98.12.19(Sat.) - 19:02 ↑ - - ↓ コメント元:137 コメント:139 |
こんにちは。William Nakamuraと申します。
Nagatomoさん、ご情報どうもありがとうございました。
Nagatomo san wrote:
> とりあえず、レッスンで知ったのですけど、画材屋さんにプラスチック製のやつが利用できると思います。仮面や人形を作るベースにするやつだと思うのだけれど。
> それと、東急ハンズ、Loftなどのパーティー・グッズ売場にも中性のマスクっぽいのがあります。
東急ハンズで売っているようなのを日本語の授業用にしいれたことがあります。加工という方法もあるのですね。どうやるんでしょう...
> 自作に関してですが、
>
> 昔、清水先生の講座で、厚紙で仮面を作ってきて、それを元に何かするというのがありました。
次回のカルチャーの時にでもお伺いしてみます。でも、試演会でMASKを使うのは(しばらくの間は)先生には内緒にしておきたいというこんたんがありますので...
ばれちゃうとやだな。(^-^;)
でも、こちらのページを見ている人、カルチャーにも何人かいるので、いずれにせよばれるかも...
でも、清水先生、他のところではそういうのもされているんですね。
> また、マスクの演技関連では、小谷野 洋子さんの『マイム』でかなりのページが割かれています。
小谷野さんの本は所有しています。Maskの使用・演技について詳細に書かれていますね。
自分がやろうとしている作品とはコンセプトが異なるのですが...
#ところで、某団体がマスク作成法のVideo(パントマイム・シリーズ中の1巻)を出しているのですが、このシリーズは高額な上に、他の巻を見たところでは...
どうもありがとうございました。いろいろWebでも検索してみたいと思います。
草 々
No.139 - RE:RE:中性のマスク カテゴリ: [コメント] - - 投稿者:nagatomo |
'98.12.20(Sun.) - 01:10 ↑ - - ↓ コメント元:138 コメント:140 |
> 東急ハンズで売っているようなのを日本語の授業用に
> しいれたことがあります。加工という方法もあるので
> すね。どうやるんでしょう...
あのマスクでは加工と言っても、
・目、鼻、口の穴を広げる、穴の形を変える
・顔の形に合わせて面の縁を削る
・顔にフィットするよう裏にあて布をする
・必要なら色を塗る/メイクをする
・半面のマスクにするなら下半分を切り取る
・・・要するに、カスタマイズですね。
ほりの深さとか、顔の造作は、あの面では変えにくいと思います。
No.140 - RE:RE:RE:中性のマスク + 映画 Barbarella カテゴリ: [コメント] - - 投稿者:William Nakamura |
'98.12.20(Sun.) - 03:39 ↑ - - ↓ コメント元:139 コメント:141 |
こんにちは。William Nakamuraと申します。
Nagatomoさん、マスクの加工についての情報、どうもありがとうございました。
WWWでも"Mask"と"Pantomime"をキーワードに検索してみたところ、いろいろ出てきました。Mask作成の本も出ているそうで、Amazon.comに注文したところです。
ところで、話はかわりますが、Jane Fonda主演のSF映画"Barbarella"の演者にMarcel Marceauの名がクレジットされているのですが、これはかのマルちゃんなのでしょうか? この映画、子供の頃にテレビで見たような記憶があるのですが...(ちょっとエッチなやつだったような...)
マルソー氏だとすると、どんな役で出ていたのでしょうか?
同姓同名かな...
草 々
No.141 - 映画 Barbarella カテゴリ: [コメント] - - 投稿者:nagatomo |
'98.12.20(Sun.) - 11:38 ↑ - - ↓ コメント元:140 コメント: |
こんにちは、またしてもnagatomoです。
> ところで、話はかわりますが、Jane Fonda主演のSF映画
> "Barbarella"の演者にMarcel Marceauの名がクレジット
> されているのですが、これはかのマルちゃんなのでしょう
> か? この映画、子供の頃にテレビで見たような記憶があ
> るのですが...(ちょっとエッチなやつだったような...)
> マルソー氏だとすると、どんな役で出ていたのでしょうか?
> 同姓同名かな...
- -
ついに出たか、この話題が・・・。
マルソー氏が来日中に書こうかなと思って、忘れてました。
出演はマルセル・マルソー本人のようです。マルセル マルソー来日公演のパンフレットにも記載されていました。
Professor Pingという役柄です。Webのどこかにその役柄のマルソー氏の写真もあったはず。
B級セクシー&トホホ スペースオペラとして、その筋では結構熱烈な愛好者がいる映画なようです。
たしか、監督のロジェ・バディムと仲良くなった縁で、出演をOKしたとかいうような話だったかな?
マルソー出演の映画に関しては、
http://us.imdb.com/Name?Marceau,+Marcel
を見れば、出てきます。
Barbarellaに関しては、
http://us.imdb.com/Title?Barbarella+(1968)
で。
No.142 - パントマイム「ふうせん」の公演 カテゴリ: [公演情報] - - 投稿者:tico |
'98.12.25(Fri.) - 12:28 ↑ - - ↓ コメント元: コメント: |
ticoです
パントマイム「ふうせん」は大阪府枚方市にあるアマチュア・サークルです。この度ものすご〜く久しぶりに自主公演をすることになりました。お近くの方は是非おいでください。
パントマイム「ふうせん」公演
がらくたらくがき
日時:1999年2月27日(土)18:30開演
場所:枚方市立さだ公民館3Fホール
Tel 0720(31)5337
京阪電車・光善寺駅下車・徒歩3分
入場無料
問い合わせ:北川チコ メールにて
1月15/16/17日のいいむろさんのワークショップにも参加しますので、また声をかけてください。チラシ配ってるかも?
No.143 - ご無沙汰してます カテゴリ: [一般的な話題] - - 投稿者:Mitch Inagaki |
'98.12.26(Sat.) - 17:56 ↑ - - ↓ コメント元: コメント:144 |
稲垣と言います。William中村氏と同じ「空間のデッサン」のメンバーです。
以前投稿の経験がありましたが、いろいろあって遠ざかっておりました。今はニュージーランドのオークランドに島流しになっており、パントマイムとは関係が無くなってしまいました。私とマイムをつなぐほとんど唯一の窓がこのWebです。時々拝見し、皆さんの活発な討議を楽しんでおります。今最も関心があるのは「独学の方法」です。今後のさらなる発展を期待しております。
あ、チコさん、舞台発表楽しみですね。面白い話あれば別途お聞かせ下さい。中村さんも3月の舞台かんばって!
なお、Mitchというのはここでの私の愛称です。ファーストネームで呼び合うのが彼の国の慣わしですので。「郷に入りては郷に従え」
キーウィの国より
No.144 - RE:ご無沙汰してます カテゴリ: [コメント] - - 投稿者:tico |
'98.12.26(Sat.) - 18:26 ↑ - - ↓ コメント元:143 コメント:145 |
ticoです。
> 稲垣と言います。William中村氏と同じ「空間のデッサン」のメンバーです。
今最も関心があるのは「独学の方法」です。今後のさらなる発展を期待しております。
> あ、チコさん、舞台発表楽しみですね。面白い話あれば別途お聞かせ下さい。中村さんも3月の舞台かんばって!
ごぶさたです。
あんまり期待しないでね。稲垣さんだったら、すでにご存じのことくらいしか、書けないんじゃないかな?でも、ちょっとでも楽しく練習してもらえたらいいなあと思って、いろいろ策を練っています。とりあえずは、一人でモンモンとしているパントマイムファンの方を対象に。nakamuraさんが、「集団で学べる内容も入れると、学校の子供たちも練習できるかな」とアイディアをいただきましたが、私はあんまりグループで練習したことがないので、また入れ知恵してください。
「ふうせん」の公演タイトルを「がらくたらくがき」と決めたのは、実は「空間のデッサン」からきているんですよ。仲間に「空間のデッサン」のことを話すと、「わたしら、そんなカッコエエことないし、らくがきみたいなモンやねえ」ということです。大阪人のボケ・ツッコミみたいなマイムですのでねえ。
「がらくたらくがき」に決める前はマルソーが「沈黙の詩人」と呼ばれてるのをひねって「沈黙のらくがき」はどうや?って話もあったんですが(私の発案でネ)、却下!!ちょっとでもシャレんと気がすまんのは、落語好きの性分でんなあ〜。
No.145 - RE:RE:ご無沙汰してます カテゴリ: [コメント] - - 投稿者:nagatomo |
'98.12.28(Mon.) - 01:56 ↑ - - ↓ コメント元:144 コメント:146 |
まいど、nagatomoです。
> nakamuraさんが、「集団で学べる内容も入れると、学校
> の子供たちも練習できるかな」とアイディアをいただき
> ましたが、私はあんまりグループで練習したことがない
> ので、また入れ知恵してください。
- -
「子供たち」ではないけど、秋口あたりから大学/教育機関(.ac.jp)からのアクセスが増えていて、サークル活動かなにかやってるとしたら、「集団で学べる内容」は役に立ちそう。
ちょっと違うような気がするけど、「レッスン風景」レポートみたいなのも役に立つかもしれないですね。
No.146 - RE:サークル活動 カテゴリ: [コメント] - - 投稿者:tico |
'98.12.30(Wed.) - 01:38 ↑ - - ↓ コメント元:145 コメント: |
nagatomo san wrote:
> 「子供たち」ではないけど、秋口あたりから大学/教育機関(.ac.jp)からのアクセスが増えていて、サークル活動かなにかやってるとしたら、「集団で学べる内容」は役に立ちそう。
>
> ちょっと違うような気がするけど、「レッスン風景」レポートみたいなのも役に立つかもしれないですね。
- -
この間仲間と話していたんですが、「ふうせん」というサークルはかなり特殊な練習形態のようです。その辺に関してもサークル活動をはじめたいと思われる人もいるかもしれないのでページを設けようと思います。
大きな特徴を言えば、先生という立場の人間がいないので、すべての人が対等に物を言い合う。お互いが批評しあう。批評を言う側も建設的な意見を述べるため、考え、表現方法を体現して見せる。まだマイムの経験が浅い人でも、自分の感想はきっちり述べる。仲間に批評をしてもらうのがいやな人は続いていないです。
なにかヒントはないかという思いで、プロであろうと仲間であろうと、自分の能力いっぱい使ってウの目・タカの目でしっかり受け止めている人が、サークルに残っているように思います。自発的に研究しないと仕方ないからです。受け身の人は自然にやめて行ったように思う。
練習場所が確保できれば、定期的に(1週間か毎日かはそれぞれの事情で)3人〜5人集まって試行錯誤を続けると良いと思います。
nagatomoさんとこに、ビデオ情報ありましたっけ?
nakamuraさんに教えていただいたんですが、HUSHなどで外国の教則ビデオを手に入れれば、暗中模索ってことはないと思いますが。
No.147 - はじめまして カテゴリ: [はじめまして] - - 投稿者:ヨタハチ |
'98.12.31(Thu.) - 00:21 ↑ - - ↓ コメント元: コメント: |
どうもヨタハチと申します
マイムのページとても楽しくみさしてもらいました
とくにアニGIF等を取り入れて説明してるのが
とてもわかりやすかったです
じぶんでもやってみようといま練習しています(笑)
どうかこのページが長く続くよう心から応援していますがんばってくださいm(_ _)m
No.148 - 本年もどうぞよろしく カテゴリ: [一般的な話題] - - 投稿者:tico |
'99.01.01(Fri.) - 20:02 ↑ - - ↓ コメント元: コメント: |
ticoです
新しいお客様ヨタハチさん、なんか質問あったら、また書いてくださいね。どんな練習してるとか、パントマイム見たことがあるとかないとか。
アツイ正月の稲垣さん、南半球ってふしぎだなあ。ひこうきから赤道は見えましたか?
#バカ言ってんじゃないよ!とお叱りの声が聞こえそう。
さて、「独学パントマイム」のページぼちぼち作ってますが、えらく大変です。nagatomoさんがよくあそこまでがんばられたなあと、作ってからはじめて感心しました。おまけに、いつもよりじっくりと文章を読ませていただいています。なかなか面白いです。特に一番はじめの「イメージが大切」と言ってる、その舌の根もかわかないうちに「・・・と、ぶち上げておいて何ですが、やはりテクニックは大事です。」というところ、いやあ、ほんまです。痛いほどよくわかります。要するに、テクニックもイメージも手を抜けないってことです。車の両輪ですなあ。
私があんまりしんどいところはこのページへリンクさせてお茶をにごしています。ゴメン!頼らせて!もう少しで完成です。いましばらくお待ちを。
No.149 - 本年もどうぞよろしく (^-^) カテゴリ: [一般的な話題] - - 投稿者:William Nakamura |
'99.01.03(Sun.) - 07:38 ↑ - - ↓ コメント元: コメント:154 |
William Nakamuraと申します。
Nagatomoさん、Kitagawaさん、稲垣さん、皆様、あけましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、北川さんからご紹介にあずかった(あずかってないか. . .)ので、僭越ではありますが(人様のWebなのに. . .)、PantomimeのVideoについて少しばかりご紹介させていただきたく存じます。(^-^;)
自分の手元にあるものを中心に記します。
●Montanaro-Hurll theatre of Mime and Dance のWeb
http://www.mimetheatre.com/
"Mime Spoken Here" という2巻で1セット(計4時間 $100)になるトニー・モンタナロ氏のビデオを入手することができます。Vol.1では、19のマイム基本技(19 illusions)と幾つかのエクササイズが詳細な解説(英語)でもって紹介されています。Vol.2は、即興の技術とクラス・エクササイズが紹介されています。値段もそれほど高くないですし、教則ビデオとしては一推しだと思います。 英語のHearingに自信のない方は同名の図書(NagatomoさんのPageに紹介されていますね)も参考にされるとよいでしょう。一つだけ注文をつけるとしたら、マイム・ウォークのうち、Nagatomoさんがプレッシャー・ウォークという名で紹介されている技術の説明が不十分であるということでしょうか。また、「綱」が自分の習ったものとは少し違いがあるのですが、マイムの基本技は人によって風格や趣きが異なるようです。ビデオ方式はNTSC(アメリカ、日本などで使用)なので、日本でごく普通に使われているビデオ・デッキで見ることができます。
Brian Bube のWeb(http://www.dube.com/ )のMore Videosのpageにも情報があります。
●HUSH School of Mime and Non-verbal Theatre のビデオ部門
HUSH VIDEOS AND BOOKS のWeb
http://www.imago.com.au/shadow/shadowhome2.htm
"MIME" というタイトルの54分もののビデオが出ています。95米ドル/150オーストラリアドル。Bodonyi氏のデモと解説。
モンタナロ氏のVideoを持っていて、なおかつお金の余裕のある人はGetしてもよいかもしれません。ただ、収録時間を考えると値段が少々高いのと、デモをやっているBodonyi氏の技術の水準が「. . . . . . 」なのがちょっと。こちらのBBSをご覧になっているアマチュアの方のほうがむしろ技術的には上かもしれません。注文する際には、Video方式をNTSCに指定する必要があります。
"CORPORAL MIME"
エチエンヌ・ドクルー氏に師事したYves Lebreton氏のデモによる「コーポラル・マイム」のビデオ。90分もの、120オーストラリアドル。Odin Teatretが制作・販売。Hushが代理店をやっています。
コーポラル・マイムの基本技術から応用までを見ることができます。いわゆる舞台でよく目にする無対象の演技や形態模写といった風のものではないのですが、Mimeの動きのエッセンスを抽出してさらにその可能性を追及したような感じのもので、身体の使い方、呼吸、身体訓練法などにおいて非常に参考になるものが多いと思います。マイム経験の長い人あるいは専門家向け。マイム経験のない人・浅い人は面喰らうことでしょう。こちらもVideo方式をNTSCに指定する要あり。
#HushのWebでは、コメディア・デラルテやダンスのVideoなども紹介されています。
● "Meet Marcel Marceau"
52分モノクロ、19米ドル 。1965年のアメリカのテレビ番組のFilmで、ビップものを中心に9作品収められています。ただし、先ほど、Amazon.com(http://www.amazon.com/ )のWebで検索したところ、Amazonのデータ・ベースからは削除されているようでヒットしませんでした。このビデオは少し以前に辛口でご紹介いたしましたが、有名な「青年、壮年、老年」(というようなタイトル)もあり、マイムの基本技を応用して見応えのある作品に仕上げている「凧あげ」のようなものもあるので、値段を考えればGetすべきでしょう。画質はよくありません。VideoはNTSC方式。
●La sept arte/ video のWeb
http://www.lasept-arte.fr/cass/fiches/vidf0324.html
Marcel Marceau ou "le poids de l'ame" というタイトルのVideoが入手できます。
Marcel Marceau, Jean-Pierre Burgaud, Alain Dhenautの3氏によるMime作品集。1992年の収録で60分もの、129フラン。
これは現在mailで問い合わせているところなのですが、まだ返事をもらっていません。Video方式はSECAMしかないようで、NTSCを使っている日本のデッキでは見ることができません。最近、SECAMにも対応しているデッキが日本のメーカーから10万円ぐらいで発売されたようです。 変換サービスをやってくれる業者もあるようですが. . .
●Dance Books On-Line
http://www.dancebooks.co.uk/catalog/catalog.htm
こちらはMimeのVideoはありませんが、このWebではいろいろなダンスのVideoが紹介されていて、on-lineで注文できます。Videos - NTSC(http://www.dancebooks.co.uk/catalog/cat068.htm)のpageでNTSC方式のものがリストされています。Mimeにダンス的な要素を取り入れたい方は覗いてみるとよいでしょう。マルソー氏もよく作品中にダンスが出てきますね。中村は、現在、ルネサンス・ダンスのビデオを注文しているところです。MimeやDanceの書籍、Dance音楽のCD/カセットもon-lineで注文できます。バレエのテクニックを紹介したCD-ROMもあるようです。
以上です。長文になってしまいました。
そのうち、NagatomoさんのWebにもVideo紹介のPageができること、心待ちにしております。
草 々
No.150 - DanceのMovieを公開しているWebの情報 カテゴリ: [一般的な話題] - - 投稿者:William Nakamura |
'99.01.03(Sun.) - 08:23 ↑ - - ↓ コメント元: コメント: |
こんにちは。William Nakamuraと申します。
Pantomimeとは関係のない話題で、恐縮なのですが...
先日、昔かじっったことのあるルネサンス・バロック ダンスをWWWで検索していたところ、おもしろいWebを発見しました。
以下のページでは、ルネサンス、バロック、19世紀の踊り(1600年から1920年までのDance)がサンプルということで72のmovie clipsを見ることができます。
http://memory.loc.gov/ammem/dihtml/divideos.html
Movieはダウンロードにけっこう時間がかかります。Quicktimeのシネパックの圧縮形式のものがダウンロードには成功しやすいと思います。
Pantomimeの方でも基本技や身体訓練法などをmovieで紹介したものがあるとおもしろいと思うのですが...
時間があったら、自分のWebでやろうかな...
草 々