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■ voice
  - or how'bout talkin' on pda? -

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  ・ ・ ・ voice '03.01. ・ ・ ・

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1か月ぶり - 2003.5.23

今週こそ比較的ゆとりある1週間で、週半ばにはここも更新するつもりだったのですが・・・しっかり風邪をひきました。
初日は38度後半の熱が出ていて、さすがに横になりました。熱のわりには仕事ができないしんどさでもないのですが、ミスも増えようし、下手に無理して長く引きずってもまずいです。
しかしながら休んだ結果、ゆとりがある1週間のはずが、相変わらずバタバタの日々に。熱は一晩で引いたものの、ノドの痛みやせき・たんがひどくて、仕事ははかどりませんし。

ときに、わが家からは海の向こうに関西空港を眺めることができるもので、ついSARSに連想が行ってしまうのが、我ながら短絡的な思考回路。どうせなら今のこれが軽いSARSで免疫ができたらいいのにと、熱のせいで妄想も少し入りつつ。

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この1か月、9Bはおろかザウルスもあまりいじっていない感じでした。ゴールデン・ウィーク頃までは「やはりスケジュールは便利だ!」と本来のザウルスらしい使い方をしていたのですが、予定の変更が相次いだあたりで登録を怠りました。請求書を起こす段階で、「やっぱり登録しとけば・・」と思ったときには後の祭り。

デジタルなものということで話題を広げると、DVD/HDDレコーダーを買いました。テレビ関連の時間の有効活用がねらい。仕事のストレスの憂さ晴らし、という意味合いもあります。

機種は、残念ながらSHARPのガリレオではなく、松下のDMR-E80H (DIGA)というやつ。ガリレオのネットワーク対応やMPEG4対応は魅力だったのですが、メディアへのストックが結局は面倒になる、画質に関連する機能(3次元Y/C分離とか、そういうやつですね)が薄いなどの理由で見送りました。メディアをDVD-RAMに決めた段階で、東芝のRD-X3か松下のDMR-E80Hにしぼられ、価格の点で後者に決定。

僕の生活ではあまりモバイル・ビデオをやるにふさわしい機会はないのですが、そのときが来れば死蔵していたMPEG4レコーダを活用してやりたいと思います。
仕事が混んでいる今は、ひたすらCATVの番組をストックの日々。

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SLの新機種については、堅実な発展/拡張と感じています。ただ、リモートデスクトップがまともに動くなら、ワタクシの興味は俄然Sigmarion IIIに傾いてしまいます。
まだ20世紀だった頃、仕事の都合でNT4+ISDN回線でTerminal Serverを使っていたことがあります。それはそれはのんびりした動作だったのですが、当時一抹の感動を覚えたのもまた事実。Sigmarion IIIでどこまでやれるのか、試してみたい気分です。

・・ま、すでに散在しちゃってるので、SLにせよシグIIIにせよ、とても買ってられそうにありませんが。

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前回から、もう1週間経つのね - 2003.4.25

仕事
少し余裕ができるはずが、よりいっそう大変になってしまった1週間でした。

過ぎ去りし時の軌跡
意外に話題になっていないようですが、万願寺さんの「過ぎ去りし時の軌跡」おもしろいです。ちりちりっと絵が描かれていくのに、ついつい見入ってしまいます。80年代時分のアドベンチャーゲームを思い出しました(当時のアドベンチャーゲームは絵を描いている様子が見えることも多く、それが魅力の一つだったのです)。
あと、拙作に「Path Tracker」というのがあるのですが、これがまさに拙くて「何とかしなきゃなー」と思っていたのです。こういう手があったかあ、とつい思った次第。

9Bコンテスト
7月なら、今作っているのを出せるな、とか思ったりもするのですが、やはりいろいろな意見を聞きたいところ。もし何かありましたら、いみふめさんとこの掲示板で一声あげていただけますれば。

Sigmarion III
訴求力あります。液晶が5インチというのが素敵です。CE .NetならClearTypeが使えるってんで、電子読書端末にはよいだろうと思ったり。
ただ、電子読書向きのフォルムと重量ではないのですよね、やはり。本の見開きのように縦に持ってる写真がどこかにありましたが、よほど場所を選ばなければ神経を疑われそうです。
もちろん、こんなのは枝葉なわけで、総合力は高いのですが。

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PC-6601 SP - 2003.4.18

その昔、PC-6601というNECの8ビットパソコンを持っていました。それが初めてのパソコン体験。

なもので、ほしいなあ、これ



それにしても手間暇かかっててすごいです、このサイト。

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近況 - 2003.4.15

あいかわらず仕事に追われている日々なのですが、先方の都合で、ある仕事の納期が延びました。しめしめ。

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土日も仕事だったのですが、平日よりは余裕があります。ふと思いついたことがあって、作りかけの9Bゲームに手を入れました。ふむ、そこそこ遊べる。
アクションパズル系のゲームで、ルール作りで試行錯誤していたのですが、この方向でどうにか成立するみたい。まあ少なくとも、舗装街道よりはゲーム性が高いかなー。

さて、こういうのは、やりだすとついずるずる行ってしまうわけで。
フリーかつ再配布再加工OKな素材サイトの力をお借りして、今までテキトーだったグラフィックを手直し。見た目が変わると、やはり愛着がわくのかテストプレイと称し、仕事の合間についつい遊んでしまいます。

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・・・そんなわけで、納期が先に延びて大助かりなのです。

ところでこのプログラム、9Bプログラムコンテストへの出品をねらっているようないないような。

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ナイジェリア詐欺 - 2003.4.12

ぬはは、ついに来ました。噂のナイジェリア詐欺メール。

ナイジェリアで、とある多額の現金が政府に没収されそうになっている。スイス銀行も使えないんで、この金を外に出すために協力してほしい。謝礼ははずむよ・・、という内容のメールです。ちなみに、その現金とは 7500万USドルだそうな。謝礼10%でも750万ドルかぁ、ひゃっほう。

このあたりについて詳しくは、「ナイジェリア詐欺」でWWWを探っていただければ。テレビでもやっていたのを見たことがあります。

いやー、久しぶりに愉快な迷惑メールだ。

もっとも、これだけ余裕があるのは、やはり事前にネタを知っていたからです。もしこの件についてご存じなかった方は、これも自己防衛のよい機会と思って一度お調べください。

・・・ま、仮に何も知らなくたって、日本円で90億円とか、外交官経由でこちらのことを知ったとか言われて真に受ける方が無理だけどなー。

ともあれ、みなさまも万一ナイジェリアから意味ありげなメールが来たら、お気を付けを。

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久方ぶりに - 2003.4.9

いやはや
翻訳の仕事というやつは本来、1週間後締め切りといった感じが多いのですが、今は受け取った翌日納品など短納期の仕事(厳密には、翻訳とはちょっと異なる仕事なのですが)を同時進行でいくつもこなしている状態です。納品前のバタバタが毎日続く感じで、そりゃー目も回りますぜ(比喩ではなく、自律神経失調ぎみで本当に回っています)。

PDA
MYCOM PCの「PDA、これが言いたい!」は僕も読みました。こういうのを読むと、つい「PDAの今後」みたいなものを考えてしまうわけで。

「PDA、これが言いたい!」を読んで、やはりPDAにはデータビューアとしての顔を期待する人が多いのだな、と感じました。かくいう僕も、数年前に igeti を購入した動機は電子読書でしたから、その感覚はとてもよくわかります。しかし、PDA=データビューアという図式は、そろそろ古くなっているのではなかろうか。1年ほど前から、僕はそんな風に考えるようになっています。

PDAは、ビューアとして使うのも結構ですが、やはり「作る」ための道具として使ってこそ活きると思います。

たとえばeZaurusでは、極小とはいえキーボードが付いて、パソコンには及ばないものの手書きよりははるかに効率よくテキストが打てるようになった。ペンを使って、絵を描くこともできる。9Bという素敵な言語のおかげで、プログラミングだってできる。

いずれも、コンピュータを使った方が容易かつ高度に作業できることかもしれません。ですが、PDAのよいところは、どこにでも携帯できることです。この違いは、小さいようで大きい。それまで座卓の前にかしこまり、硯で墨を擦って筆で文字を書いていたのが、メモ帳とボールペンでいつでも文字を書けるようになったくらいの違いがあります。

ところが、作るための道具たることをPDAに求める意見は、あの記事では意外に少なかったようです(キーボードを求める意見こそありましたが)。
僕がPDAに求めるものとして一言述べるとしたら、「作る」ための道具としての洗練ということになりますね。とにかく思考や作業を妨げないでほしいのです。もっと打ちやすいキーボード、操作を特別に意識せず使えるソフトウェア、物理的なサイズや処理速度にフィットしたインターフェイスやソフトウェア。携帯しやすく、持ちやすいハードウェアデザイン。・・・でも、こう書くと、目新しくも何もない意見ですね。やれやれ。

ところで、このような意見を持つようになったのは、9Bの影響がやはり大きいのです。とにかくPDAだけで、小なりとはいえプログラム作品を作れてしまうインパクトは強かった。9Bを知って以降、僕の中でPDAの意味合いは確かに変わりました。
さらに9Bのよいところは、「物理的なサイズや処理速度にフィット」したソフトである点です。BASICという言語の「メモ帳とボールペン」的な手軽さや、ザウルスによくなじんだコマンド体系(パッド系のコマンドなど)。・・・うーむ、ちょっとほめてばかしのような気もしますが、やはりこの辺のバランスが絶妙だなーと、あらためて思います。

・・・なら、もっと9B作品を作れよ、という意見はさておき。




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